池袋の人気ラーメン店「無敵屋」に初めて行く人へ美味しく食べるための”心得”を教えよう
2015年3月1日 ラーメン
会社の後輩とダイエット勝負を始めました。
同時にダイエットをスタートさせ、減量できた体重の差異の分だけ相手にお金を支払うという賭け事。
レートは1g=1円。相手が3kg痩せて私が2kg痩せた場合、私が彼に1,000円払わなければいけません。
これは燃えます。
あとはどれだけ自分を追い込むことができるの…心を鬼にして体を絞り上げたいと思います。
池袋の濃厚豚骨ラーメン「無敵屋」に行ってきた
本日は池袋の人気ラーメン店「麺創房無敵家」に行ってきました。池袋東口から目白方面に5分ほど歩いた場所にあります。
「無敵屋」といえば池袋エリアを代表する人気ラーメン屋で、時間を問わず店の前には大行列。
濃厚な豚骨スープが人気で、表面に浮く背油は、黄金に輝く水面の輝きかのごとく。一滴残らず飲み干したい。
ダイエットは明日から本気出す。明日から。
今日はあいにくの雨。それでも店の前にはこれだけの人が待っていました。
20分~30分ほど待ちました。無敵屋であれば普通の待ち時間です。急いでいる人や、昼休みが短いサラリーマンらは、なかなか入りにくい。
店外にはこんな張り紙が。
半紙に達筆な筆文字で、渋い。
気遣いが渋い。
店長めっちゃ字上手いですね。
本日は無敵屋の看板メニュー「本丸ラーメン(800円)」の大盛りをいただきました。
大盛りは無料。
本丸ラーメンがこちらです。
こってりなスープで麺はコシがあります。ただ、菜の花が、このこってりラーメンに相性がよくて最高です。今流行りの横浜家系ラーメンの先駆け的存在と言えるでしょうか。
店の入り口には、看板メニュー「本丸ラーメン」を解説するオブジェがあります。本丸ラーメンに使用される材料へのこだわりを汚い字で解説してくれています。これも達筆な店長に書かせればよかったんじゃないでしょうか。
・ネギは博多から直送
・チャーシューは国内産生肉を角煮風味に!
・半熟卵は”だし汁”と”スモーク岩塩”を加えた
・じっくり煮込んだ豚コク醤油スープ
・大地の恵み溢れる菜の花
無敵屋に行く心得
いつも並んでいる人の数はすごいです。それだけでいかに人気があるラーメン屋かがわかります。
こだわりのこってりスープは激ウマで、大盛り無料でこの値段は、同じ並びにある「横浜家形ラーメン」とは比べ物にならないくらい美味しくてコスパが良いです。接客もそこそこちゃんとしています。
ただ、初めて食べに行く人がいるとすれば、個人的には言いたい言葉。
「期待するな」
私が初めて無敵屋のラーメンを食べた時に感じた感想は、「なんだ、こんなもんか」でした。がっかりしたというか、肩すかし感を強く感じました。
それ以来、「あんな並んでまで食べるほどのものじゃない」としばらく食べに行かなかったのです。
ところがある日、私が池袋にある会社オフィスで徹夜作業をしていたときでした。空腹を感じて深夜3時外に出て、無敵屋の前を通ったところ、さすがに行列はありませんでした。
いつもなら30分以上並ばなければ入れない無敵屋にすぐ入ることができるということで、深夜の無敵屋に入ることに。ラーメンもすんなり出てきて、食べた時に「美味い!」と思ったのです。
それは初めて食べた時とはまったく違う感動でした。
私が思うに、多くの人は無敵屋へのハードルを上げ過ぎです。あれだけの行列を並んだ末に、やっと食べることができるラーメン。皆がそれだけ並ぶには訳があると。
行列を観察してみると、行列についていくつか気づくことがあります。
無敵屋に並んでいる人の、そのほとんどが中国人。
ガイドブックに載っているのか、口コミで広がっているのかわかりません。中には大きなスーツケースやガイドブックを持って並んでいる人も少なくないので、観光客も多いのでしょう。
無敵屋は中国人観光客に大人気なラーメン屋。日本人が行列してるわけじゃない。
また、無敵屋はとにかく回転率が悪い。狭い店内の座席は限られていますし、ラーメンが出てくるのも比較的遅いように感じます。
池袋「無敵屋」の代名詞「行列」。それに多くの人が惑わされているように、個人的には感じています。
あの行列にさして意味はない。フラットな気持ちで店に入りラーメンを注文する。それが麺創房無敵家に初めて行く人が、無敵屋のラーメンを最も美味しく食べることができる方法だと思います。
期待せずに行ってみてくださ。コスパもよく、普通に美味いです。
【無敵家】
- 住所:東京都豊島区南池袋1-17-1 崎本ビル
- アクセス:山手線池袋駅東口より徒歩2分
- 定休日:無休
- 営業時間:10:30~4:00