【オウンドメディア研究第1弾】そもそもオウンドメディアって何?その意味と成功事例
2015年5月4日 WEB
オウンドメディアという言葉を聞いたことがありますか?
オウンド(自社)のメディアを運用することで、顧客と関係性を築いていくという比較的新しいマーケティング手法です。近頃流行ってきたので、その言葉をよく耳にする人も多いのではないでしょうか。
今回は、オウンドメディアって何?どんなメリットがあるの?という基礎編
具体的にどんなメディアなのよ?という点についてまとめてみます。
オウンドメディアとは
オウンドメディアについて、ネットの辞書等では以下のように説明されています。
企業が自社で所有するWEBサイト(メディア)のことで、ブランドサイトやキャンペーンサイトなどを指す。アーンドメディアやペイドメディアと共に、トリプルメディアと言われている。
ブランドサイトやキャンペーンサイトまではわかる…でもアーンドメディア、ペイドメディアってなに?!という人も多いのではないでしょうか。
アーンドメディアとは、FacebookやTwitterといったSNSなどのことで、自社ブランドのファン化を促すメディアのこと。
ペイドメディアとはマス広告やインターネット広告等、自社のメディアにユーザーを流入させるために利用するメディアのことを言います。
それに対して今回取り上げているオウンドメディアとは、情報発信をコントロールすることができる自社のメディア。かつ一方的に会社の情報を流すのではなく、ユーザー視点に立って、ユーザーが必要な情報を発信してあげるメディアです。
これら3つのタイプのメディアがトリプルメディアと呼ばれ、昨今のWEBマーケティング戦略では検討されるポイントとなっています。
例えばどんなサイトよ?
言葉で説明されてもよくわからないという人のために、どんなサイトの事をオウンドメディアと呼ぶのかいくつか紹介します。
LIGブログ
オウンドメディアを語るうえで、必ず事例として挙げられるサイト。
PVは300万を超え、非常に多くの人に見られています。面白系の記事、例えば「なぜ仕事中はオフィスにいなきゃいけないの?途中で家に帰ってみた」などのユニークな記事がSNSで拡散されているケースが多く見受けられます。そのため幅広い人に読まれているメディアと考えられます。
しかし、実際にLIGブログに更新される記事の8割以上が、ノウハウ系。WEB製作会社のLIGが、WEBに関するノウハウを社員自ら発信しているのです。そうすることでWEB製作会社としての認知度と信頼を獲得。
WEB製作会社といえばLIGといったブランディングに成功しています。
北欧、暮らしの道具店
「購入ボタンがあるマガジン」がテーマに運営されている、北欧雑貨のメディア。
サイト開設は2007年ですが、メディア化したのは2011年からでした。18名のスタッフで記事を毎日更新しており、専属の記事作成スタッフも6名いるそうです。
月間PVは1万PVを超える、巨大メディア。現在は北欧のみならず、国内外の雑貨を幅広く取り扱い、販売促進に成功しているWEBサイトになっています。
スキンケア大学
美のスペシャリストや、医療系の専門家がコラムを書いているメディア。「権威型」のWEBメディアとも言えます。
株式会社リッチメディアが運営するスキンケア大学は、月間300万PV。スキンケア商品の販売促進に成功しています。